西原造園 固まる土について
こんにちは、奈良の造園業者、西原造園の西原智です。
固まる土と言えば、ホームセンターでも売っていてお手軽に雑草対策が行えると今話題ですよね。
水をかけるだけで、コンクリートのようにカチカチに固まって雑草を防除してくれるという優れものです。
私たち西原造園も固まる土を使って防草工事をよく行っています。
ただ、固まる土を使って防草対策を行うにはやはりメリットデメリットも存在します。
例えば、メリットでいえば、コンクリートのように固まりながらも土の質感が出るので、ほっこりと穏やかな気持ちでお庭を歩くことができます。
要するに景観を崩さないというメリットがあるというわけですね。
デメリットはというと、割れたりかけたりしやすいということです。
やはりコンクリートほどの強度はありません。
また、水はけはどうかというと、水はけは悪くないと伝えている業者さんが多いですが、実際のところ、水が溜まることもあります。
どういうことかというと、固まる土そのものは水は浸透させる機能は持ち合わせています。
しかし、それは水を浸透させることはできますよとというだけで、雨水が排水されていくスピードが速いわけではありません。
これは、昨今の大雨で分かるように、一日に大量に雨がふる日があります。
そうすると、いくら固まる土が水を浸透させる能力があるとはいえ、大雨が降ると地面に浸透するスピードが追い付かなくなり、表面に水が溜まっていきます。
簡単に言うと、透水よりも排水スピードを重視する必要があるということです。
では、排水スピードを上げるにはどうすれば良いかというと、これは簡単で雨水桝に向かって水勾配を取ることです。
これをおこなっていないと、水たまりができる可能性があるので、かならず水勾配を取る必要があるということですね。
さて今回は固まる土についてお伝えしました。
もっと詳しく知りたい方は、西原造園のホームページで固まる土について解説していますので、ご興味があればご確認ください。
PS「固まる土」で検索して頂いても西原造園のホームページが見れます